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放射線とは、電磁波をガン細胞に照射することによって、ガン細胞を死滅させるやり方です。照射に痛みを伴うこともないので、麻酔をかける必要もありません。
手術をすれば傷跡が残り、体力も消耗しますが放射線によって体の表面や奥にある幹部を攻撃することにより、細胞のDNAを切断して、細胞が分裂し増殖する能力をなくしたり細胞が自ら死んでいく”アポトーシス”という現象を増強したりして細胞を死滅させます。
また、放射線を照射したからといって効果がすぐに現れるわけではありません。遅いものは半年〜1年後に効果が出るようなゆっくりしたものもあるので、気長な治療が必要です。 |
| 外部照射 |
放射線治療のほとんどは、外部照射で行なわれます。身体の外から放射線を照射する方法です。 |
| 内部照射 |
内部照射では、直接患部に放射線を発生する針を入れる場合、食道や子宮などの腔に挿入するやり方があります。 |
| 放射線治療の役割は根治治療と緩和治療の2つがあります。 |
根治治療とは・・・
臓器の機能や形態を保ちながら、病気を治癒させることが第一目的の治療法です。 |
| 【1】放射線のみ、抗ガン剤と併用して行なう場合 |
臓器の機能や形態を保つことが可能な治療です。
※頭頸部ガン,網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部ガン、肺ガン、食道ガン、前立腺ガン、皮膚ガンなど。 |
| 【2】手術の前、または手術後の治療(術前、術後治療) |
ガンをなるべく小さくし、手術をしやすくする場合、手術中に散らばることが予想されるガン細胞をできるだけ少なくしておく場合などに行なわれます。
手術後には手術で切除しきれず、残ってしまったガン細胞を殺し、再発を少なくするために行なうことがあります。
※乳ガン、頭頸部ガン、骨軟部腫瘍、食道ガン、肺ガンなど。 |
| 【3】手術後の再発 |
| 再発したガンによる症状を抑える目的で使用する場合や、抗ガン剤と併用した治療を行なう際に使用します。手術をした部位から再発したガン(食道ガン、肺ガン、頭頸部ガン、乳ガンなど)では、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒することがあります。 |
| 【4】全身照射 |
骨髄移植をする直前、免疫力を落とし、移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすことを目的として行ないます。
1日で終了することもありますが、多くは数日間行われます。 |
| 【5】術中照射 |
手術中、ガンに対して照射をする方法です。確認しながら直接ガン組織に照射することができ、膵ガン、直腸ガンなどで行なわれます。
1度の照射で終了し、手術後に外部照射を追加することもあります。 |
緩和治療とは・・・
ガンによって起こる痛みや苦しさを抑えるための治療で、脳転移による症状、ガン組織による血管、気管、神経などの圧迫による症状、骨への転移による痛みを和らげます。生存期間を延ばすことには効果的ではありませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。 |
| 副作用 |
| 照射中 |
口腔粘膜炎、食道炎、皮膚炎などがあります。照射から約2〜3週間後に症状が出始めるのが一般的で照射終了後、約2〜3週間で治まる事がほとんどです。 |
| 照射後 |
放射線直腸炎、放射線脊髄炎、放射線肺炎、白内障などがあります。長期間によって治らない事もありますが、発症することはあまりありません。 |
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